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2017.05.05

大人も子供も! 知識欲を刺激する【読書通帳】が密かなブーム

しごとなでしこ編集部

電車の中や公園などで静かに本を読んでいる人ってどこか余裕があるように見えますね。「忙しくて、読書の時間なんてない…」という方も多いとは思いますが、自分の住む地域にある利用可能な図書館の場所を知っていますか? せっかく近所に図書館があるならに利用しないのはもったいない! そこで今回お伝えするのは、全国の公共図書館で次々と導入されている「読書通帳」について。筆者は地域の広報誌で「読書通帳」のことを知って俄然手に入れたくなり、図書館に行ってみました。

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読書通帳って何?

私たちの子どもの頃には存在しなかった「読書通帳」。図書館の新しいサービスということですが、どんなものなのでしょう。その起源は2003年、京都の図書館から始まったと言われています。ん? そんなに新しくないのですね! それにしてはあまり浸透していない様子。同世代の友人5名程に聞きましたが誰ひとりその存在を知りませんでした。

「読書通帳」とは、図書館で借りた本のタイトルを専用の通帳型メモに記載し、自分だけの読書記録を溜めておくことができるというもの。いつ、どんな本に興味があって、どんな感動を得たのかを残しておくことができるサービスです。

自治体により運用方法や通帳のタイプが異なり、専用の機械を導入して図書館で印字する「預金通帳タイプ」や、借りた本の記録をシールで渡されて自分で貼っていく「お薬手帳タイプ」、図書館の利用者が窓口で配布されたノートに書きこんでいく「自書タイプ」などがあります。

「読書通帳」という名前も、「読書手帳」、「読書貯金通帳」などと自治体によって違い、利用できる年代も「小学生の子どもまで」という地域や、「高校生まで100円で通帳配布」、「小学校図書室のみ設置」、「年齢問わず希望者の市民全員」などと、意外にバラバラです。まずはご自身の住む地域でこの取り組みをしているか、役所のHPなどで調べてみるといいかと思います。

ものは試し!「読書手帳」をつくりに行く♪

早速、筆者の住む千葉県松戸市立図書館の「こどもとしょかん」、「子ども読書推進センター」で発行と記帳ができると分かったので、息子と一緒に行ってみました。

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「読書通帳を作りに来たんですけど…」と聞いてみると、職員の女性が「貸出カードは持っていますか?」などとても親切に対応してくれ、住所や連絡先など必要事項を記入し、あっという間に「読書通帳」を手にすることができました!

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見た目、大きさともに銀行の通帳そのもので、かつて「こども銀行」の札束とコインを握っておままごとしたときのようなちょっとワクワクする気持ちになりました。作ったその日から記帳ができるとのことで、絵本を数冊借りていざ印刷!

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タッチパネルとバーコードの操作は、2歳の子でも簡単にできました。記帳はこのように貸出日、本のタイトル、著者名、本の分類が印字され、☆☆☆の色を自分で塗って一行感想を書き込めるようになっていました。この印字内容も自治体によって様々です。一冊分溜まると最後のページに、どんなジャンルをよく借りたかグラフを印刷してくれるそう! 楽しみ!

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満足の出来栄えに「私の読書ライフ、記念すべき一冊目は何にしようかな♪」と期待に胸を膨らませて「次は、私のをお願いします~私は貸出カードを持っているので…」とカバンをごそごそしながら言うと、職員の女性から

「お母さんは作れないんです…」

と申し訳なさそうに言われてしまいました。私の居住地域では「市内在住、在学の小学生以下」が対象だったのです。

大人でも作れる自治体もあるので、私と同様に「読書通帳」を欲しいなと思った方は、お住まいの地区の図書館を調べてみてくださいね。もし対応していなければ、ミニノートを用意して自作で「読書通帳」を作り、読んだ本の記録を始めてもいいかもしれませんね。本の思い出と共に、自分がどんなことに普段興味を持っているかが分かり、仕事をする上での自己分析などにも力を発揮してくれるはずです!

文/中田蜜柑

 
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