スキルアップ

2017.01.31

心を強めて能力アップ! 日本人にあったマインドフルネスとは?

しごとなでしこ編集部

mindfulness

日本人の働き方が大きく見直され、働く人の健康管理の一環として職場にマインドフルネスが導入された事例をよく耳にするようになりました。企業の生産性を向上する「JINS MEME BUSINESS SOLUTIONS」発表会では、マインドフルネスとビジネスに関するというテーマのもと、国内外で企業向けマインドフルネス研修を手掛ける川上全龍氏と井上広法氏のトークセッションが行われました。

アメリカで一大ブームとなったマインドフルネス

妙心寺春光院副住職でハーバード、MITなどのビジネススクールの学生、グローバル企業のCEOを含む年5000人に禅の指導を行う川上全龍氏。全体的なマインドフルネスの動向について、「北米だけで1000億規模の市場になり、一大トレンドとなっていますが、一定の認定基準が確立されてないため、簡単にゼンマスター(老師)になれてしまうなど、弊害も見受けられます。80年代のヨガのようにブームを収束させないための仕組みが必要」と語ります。

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マインドフルネスを国内のビジネスシーンで広く浸透させるには

集中力や心の健康を保つマインドフルネス。「マインドフルネスというと何か見えにくいスピリチュアルなイメージを持たれやすいのですが、実際には数値でわかる客観的なものです。ランニングのように意識的に練習することができるとわかってもらうことが大切」。そう話すのは八正道に精通し、修行通じてマインドフルネスを習慣化しているマスターコーチの浄土宗光琳寺副住職井上広法氏。JINS MEMEを使い、集中を計ることでこれまで主観的だった集中力を客観視するようになったと話します。

逆輸入の概念ながら、マインドフルネスを日本で普及するには基盤やアレンジが必要といえます。

マインドフルネスを日本国内に最適化したプログラムがスタート

企業向けに、日本の企業文化や国民性に最適化した独自研修プログラム「cocokuri(ココクリ)」が2017年1月18日からスタートしています。井上広法氏がプログラムコーチを務め、JINS MEMEを活用したマインドフルネス効果の可視化を計り、アフターフォローを実施しています。集中力ややり抜く力、心的耐久力、社会的知力、創造的知力を高めるなど働き方改革促進、心の病から発生するGDP損失対策での寄与を目指すものとなっています。

労働の量ではなく質を上げていくことが急務となっている今。心の病によるGDP損失は現在、推定約3兆円とされ、企業やビジネスパーソンにとって心のメンテナンスは重要性が高まっています。マインドフルネスを可視化するデバイスの登場で、日本の働き方はどのように変わっていくのでしょうか。

JINS MEME 公式サイトはこちら

文/庄司真紀

 
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