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2016.12.28

これが基本のお正月準備!~忙しい人でも最低限やっておきたいこと~

羽佐田 瑶子

せっかくなら新年を気持ちよく迎えたい! お正月を迎えるための準備「正月事始め」は、12月13日から始まります。しかしギリギリまで仕事を抱え師走に向けて忙しい方は、しっかりとした準備は難しいもの。そんな方に大掃除と併せて、最低限準備しておきたい「正月事始め」をご紹介します。

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▲2017年の干支は「酉」ですね!

正月事始めとは?

新年を迎えるにあたり「煤払い(大掃除)」や、門松など正月の飾り木の準備、おせち・お雑煮など正月料理をつくるための薪集めをするために山へ行く「松迎え」などを行うならわしを「正月事始め」といいます。二十九日は九=苦に通じるため避けるべきなど、正月準備は“日程”も重要です。

煤払い(大掃除)

1年の汚れを掃って、清潔な空間で年神さまを迎える。それが煤払いの由縁です。隅々まで掃除された部屋には年神さまがより多くの福を運んでくれるともいわれるので、いつも以上に丁寧に掃除をしてみては。そして大みそかに煤払いをすることを、掃納といいます。大晦日も1年を振り返りながら掃納をしましょう。

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正月飾り

代表的な正月飾りといえば、門松と注連縄(しめなわ)です。門松は「ここに幸せをくださいませ。」という入口の案内を年神さまにして招き入れるという由縁、注連縄は年神さまの神聖な場所をお守りする意味で飾られます。

煤払いをし、いつ年神さまを招き入れても大丈夫になったタイミングで、飾るのが通例ですが日程がとても大切。二十九日は九=苦に通じるため避けられ、三十一日の大晦日は一夜飾り、年神さまへの経緯が足りないということで嫌まれます。この日を避けて、玄関に飾りましょう。
飾る期間も決まっています。関東ではおおむね1月7日まで、関西では1月15日まで飾ります。正月飾りを片付ける最終日には、各地の寺社仏閣でお正月飾りを焼く「どんと焼き」が行われるのでそちらもチェックしてみてください。

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▲右が、しめ縄。左が門松。

鏡餅

鏡餅は穀物神である年神さまへのお供え物です。スーパーなどでも購入でき、手軽に正月準備に取り入れられます。
飾るのは、床の間など人が集まる、家の中の大切な場所。正月飾りと同じく日程を避け、1月11日が鏡開きです。鏡餅を切るのは縁起が悪いとされ、ひびが入ったら叩いて食べましょう。ひびが多いほど豊作、という由縁もあります。

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▲鏡餅で何作ろう・・・。

いかがでしたか? 「今年はもう、間に合わなかった!」という人も、日本の伝統を知っておくことは社会人としての教養のひとつ。2017年に良いスタートを切るためにも、心のメモ帳に書き留めておいて!

writer 羽佐田瑶子

 
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