マナー

2016.12.26

ガサツ女は卒業! 指先で魅せるモテ仕草|現役ホテルマンに習うマナーの真髄

古岡めぐみ 現役ホテルマン・マナー講師

現役ホテルマンの古岡です。私の経験にもとづいて、女性がよりしなやかに働けるよう、マナーについてご紹介しています。

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「手がきれい」って言われると嬉しいですよね。せっかくハンドケアやネイルケアをしてきれいな手をしているなら、指先の仕草でますます魅力的な女性になりましょう!

気配り美人は指先まで

指先は毎日使うものであり、意外とよく見られる身体のパーツです。ネイルNGの職場なら、爪が伸びっぱなしになっていないか、ささくれで荒れていないか、爪の間に汚れが入っていないか。ネイルがOKなら、ネイルが剥げていないか、職場にふさわしいデザインや色なのか、今一度チェックしてみましょう。ここまでは身だしなみマナーとして意識すべきところですね。

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では、次に指先の動きです。物を持ったり、物や方向を指し示したりするのは、普段の生活の中でもよくある動作ですね。女性らしい美しい振る舞いに見えるポイントは、指を揃えること。例えば、お茶を飲む仕草ひとつをとっても、5本指が離れているのと、揃っているのでは、印象が全然違いますよね。チョンとつまむように持つとエレガントに見えます。

書類の説明など、物の指し示しは、人差し指で手の甲を上にするのではなく、5本指を揃えて手のひらを見せると、より丁寧な印象を与えます。方角の指し示しも同様です。指先をピンと伸ばしきるよりも、少しだけふわっと湾曲を作ると女性らしさが出ますよ。左を指し示すときは左手で、右を指し示すときは右手です。腕の伸ばし具合で、近いところ、遠いところの距離を示すこともできます。

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指先を揃えるには、指先の神経まで意識しないと絶対にできません。でも、こういう細部にまで気をつかえるからこそ気配り美人になれるんですね。

物の受渡しで愛される女性へ

物の受渡し時は心のメッセージも同時に伝わります。愛され女性は、忙しいときでも相手への気遣いを忘れません。渡し方、受け取り方で心を掴むには、ちょっとしたコツがあるのです。

物の受渡しの基本は両手

私たちは大切なものを渡す時、受け取る時は両手を使っています。花束がわかりやすい例です。相手に喜んでもらいたいと思えば、片手で渡したり、受け取ったりはしないですよね。もしも、物が小さくて両手でお渡しするのが難しいなら、片手を添えます。片手が塞がっていたら、「片手で失礼します」とひと言添えるといいですね。お客様に対しても、部下に対しても、いつも心を添えて両手で受渡しができると、あなたへの印象はグッと良くなりますよ。

相手の見やすい方向へ

パンフレットや書類なら、相手が文字を読める方向に直してから渡しましょう。相手に手間をかけさせないことがおもてなしの第一歩です。

相手の胸の高さでふんわりと

「はい、これ!」って目の前に突き出される感じで渡されると、感じ悪いですよね。愛され女性を目指すなら、自分の胸の高さで物を持って、弧を描くようにふんわりと。ちょうど相手の胸の高さが受け取りやすい位置です。笑顔とアイコンタクトで「どうぞ」とひと言添えてお渡しすれば、相手も笑顔で受け取ってくれますよ。

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モテ女性の特徴は物を拾う仕草にもあり

床に物を落としたとき、腰だけ曲げて手を伸ばしたまま拾っていませんか?立ったまま拾う仕草は、あまり美しく見えません。立ったまま拾わず、腰を下ろすというひと手間をかけてから拾うだけで女性らしさが出ますよ。

このときUFOキャッチャーのように、手を広げてがばっと取ると、がさつに見えてしまいます。大切な物をそっとつまむようにして拾うと、自然と手先が揃って美しく見えます。

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モテ女性は、手間を省かず、横着をしません。ひとつひとつの動作が丁寧なのが特徴です。マナーも一緒で、相手を想ってひと手間をかけるだけでおもてなしになりますよ。些細なことから始めてみてくださいね。

古岡めぐみ 現役ホテルマン・マナー講師

沖縄「カヌチャベイリゾート」や、大阪「大阪マルビル大阪第一ホテル」など、名だたるホテルでの勤務経験をもつ現役ホテルマン。お客様からの多くの支持を集め、また後輩育成にも力を注いできたことを認められ、過去に社内表彰されること多数。
現在は富山県内のホテルフロントスタッフとして勤務しながら、これまでの自身の経験をもとに接客マナーやホスピタリティなどのセミナー講師としても活動している。

 
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