アラサー婚活

2017.04.30

マンガ『東京タラレバ娘』読後感想、男女の温度差に見る「深い溝と闇」

沢木 文 Writer&Editor|彼氏が欲しい、結婚したいアラサーのリアル

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『東京タラレバ娘』的な世間体と自意識に縛られて苦しみながら生きるアラサー女性が恋愛や婚活に悩んでいる

欲望に正直な女性を描いた『東京タラレバ娘』単行本8巻が発売されました。TVドラマが話題となったのも、記憶に新しいところ。

私は、女性にマウンティングしたがる男性(わりとハイスペック男子が多い)に、このマンガをすすめており、すでに10人ほどの男性に読んでもらいました。

彼らは“面白い”とか“女って怖い”など言いながら夢中になって読んでいるのですが、実際に飲みながら彼らに感想を聞くと、「結局、女ってエッチしたいだけなんだよね。あとは子どもが産みたいんだな。怖いわ~」と言います。

確かに、あの作品にはそういう側面がありますが、本当のところは、“世間体と自意識に縛られて苦しみながら生きていく女性たちに気付きをもたらす作品”ではないかと私は感じています。

エッチをしてもむなしく感じる『東京タラレバ娘』的アラサーのリアルボイスとその理由

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それと同時に、タラレバブーム以降に増えた相談が、「私、男性とエッチしても、むなしいと思うことが多くて、正直、エッチは嫌いです」というアラサー女性が増えたこと。

食欲、性欲、睡眠欲……性欲は人間の生命を維持するための三大欲求としてカウントされています。しかし、実際にアラサー女子に話を聞いてみると、女性で性欲が満たされて充足感を覚えている人は圧倒的に少ないと感じました。

そこで、彼女たちに話を聞き、むなしいエッチの条件を抽出。あなたが傷つかないための参考にしてください。

むなしさのポイント1.
エッチ=付き合うだと思っている

“エッチしたら付き合っている”という思考回路は、女子特有なものだと思ったほうがいい。というのは、男性は基本的に誰とでもできるし、“好きだ”とか“かわいい”などは女性慣れしている男性なら、誰でも言えます。

むなしさのポイント2.
相手の人間性ではなく、学歴や勤務先など“条件”が好き

エッチ=むなしいと感じる女性は、相手の人間性が好きではなく、条件が好きなことが多い。だから人間性と裸で向き合うエッチ中に充足感が得られません。反対にそのエッチの相手がハイスペック男子であるほど、その男性には男尊女卑な傾向がある可能性が高く、そういった男性の態度にさらにむなしい気持ちになるのです。

むなしさのポイント3.
知性と教養がない男性とのエッチである

人間の内面の複雑さや豊かさに敬意を払わない男性の多くは、知性と教養がない。小説、音楽、絵画、舞台などを理解しようとしない男性は、エッチだけでなくその前後のデート時間も含め、空しく感じてしまう傾向が強いようです。

では、アラサー女子の内面まで満たされるエッチの相手とはどんな人か……。それは、やはり、自分が打算なく“いいと思う人”とのエッチだと思います。例えば、顔がとにかく好みとか、手がセクシーだと思うとか、いい匂いがするとか、抱き心地が良さそうなど、頭のスイッチを切って選んだ相手と枕をともにしてみると、大いなる気付きがあるはずです。

Writer&Editor 沢木 文 |彼氏が欲しい、結婚したいアラサーのリアル

1976年東京都足立区生まれ。大学在学中よりファッション雑誌の編集に携わる。恋愛、結婚、出産などをテーマとした記事を担当。著書に『貧困女子のリアル』『不倫女子のリアル』(小学館新書)がある。

 
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