マンション購入

2016.12.02

プロが伝授! マンションを買う時チェックすべき「●●」のこと

小島ひろ美 一般社団法人 女性のための快適住まいづくり研究会 代表

皆様、こんにちは。

一般社団法人 女性のための快適住まいづくり研究会』代表の小島ひろ美です。
前回のコラムではマンションの買い時についてのお話をさせていただきました。今回は「モデルルーム見学で何をチェックすれば良いの?」という方のためにマンションを購入する時チェックすべき「●●」のことについて役立つ情報をお話させていただきます。

マンションを購入時に気になる「騒音が心配・・・」

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一戸建てにしか住んだことがないので、マンション購入後の上下階からの物音の問題が心配という方は多いかと思います。モデルルームではどういった点に注意して選んだらよいのでしょうか?

まず、遮音性にかかわる床は「スラブ(鉄筋コンクリート造の建物の床のコンクリート床)の厚さ」が何ミリかが問題です。

音には直接床を伝わってくる「固体伝搬音」と、空気の振動で伝わる「空気伝送音」の二つがあります。

さらに「固体伝搬音」にはスリッパの音やスプーンなどを床に落としたときにする「軽量衝撃音」と、子供がはね回ったりして聞こえてくる「重量衝撃音」に区別されます。

「軽量衝撃音」は、床にカーペットを敷くことや、フローリング材を遮音性の高いLL-45以上の品質のものを使うことで軽減できます。また、防振ゴムを使った置き床などの工法が、より遮音性にすぐれていると言えます。

「重量衝撃音」で悩まないためには、床に使われているコンクリートスラブの厚みが180ミリ以上(できれば200ミリ)で、柱と柱の間を渡す梁で囲まれた部分のスラブ面積が広すぎないことが重要です。

マンションを購入時に気になる「住みやすいマンションとは?」

ひと口にマンションの間取りと言っても、各部屋の配置やスペースの取り方によって使い勝手はかなり違ってきます。一見、似たようなマンションの間取りの中でどこにポイントを絞って選べば良いのか、『ゆとり』を感じさせる間取りの選び方について、住戸の広さと間取り全体の関係から、主に以下の4つのポイントがあげられます。

Check1✔️ 間口の広さ

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よくパンフレットの図面集などに《魅力のワイドスパン》と表記されていることがあります。これは住戸のバルコニーに面している間口の幅が広いことを指します。間口が広い分、広範囲に室内に日が当たり、お部屋が暖かく明るくなります。ですのでウナギの寝床のような細長い長方形の間取りではなく、できるだけ真四角に近い間取りを選んでほしいものです。真四角に近い間取りならば玄関から奥の部屋に行くための廊下部分も短くて済むため、お部屋の畳数や収納部分が広く取れ、ゆとりある快適な間取りになります。また、南・東・西面にリビングとその他に居室が2室、計3室面していれば、マンションの間取りとしては理想的です。

Check2✔️ 二面以上に開放部分

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機密性の高いマンションでは、風通しの良さも住み心地を左右します。左右を他の住戸に挟まれた中住戸(なかじゅうこ)の間取りは一般的にバルコニーなどの一面にしか開放部分がありません。できれば、バルコニー以外にも窓やサービスバルコニー(小さなバルコニー)がある角住戸を選びたいものです。

バルコニーに面する窓のサッシが2m20cm以上のハイサッシのものや、バルコニーの奥行きが1m50cm以上あるものルーフバルコニーなどがあると最高。それとお部屋に出窓がある間取りは、住んだ時、実際の面積以上に空間にゆとりがうまれ、理想的です。出窓やバルコニーというのは、コーディネートにアクセサリーやスカーフなど小物をプラスして、よりおしゃれに見せるのと同じで、住戸がより魅力的になる効果を生むのです。

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Check3✔️ 水回りに窓

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キッチンやバスルーム、理想を言えばトイレや洗面化粧室に窓があるだけで明るさや換気、開放感を感じることができ、快適に暮らせる材料の一つになります。窓は小さくても構いません。

Check4✔️ 収納の充実

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1ヵ所にまとまって収納があるよりも、各お部屋や廊下、洗面化粧室、キッチンなどにそれぞれ分散して必要な収納スペースがある方が使い勝手が良いです。収納スペースは、できれば専有面積の8~10%以上はほしいものです。マンションの間取りの中で和室がない場合、意外とないのがお布団入れ。ウォークインクロゼットの中のハンガーパイプだけでなく、布団を入れるための棚も確認しておきましょう。

マンション購入時に気になる「快適に暮らすために♪」

モデルルーム見学時、他にどんな人たちが見学しているかを確認することも判断の一助になります。入居後、管理組合を結成し、快適で安全に暮らしていくための大切なポイントです。

さらに詳しく知りたい場合は『女性のための快適住まいづくり研究会』主催「女性のためのかしこいマンション購入術講座」にも参加してみてくださいね。

小島ひろ美 一般社団法人 女性のための快適住まいづくり研究会 代表

1957年福岡県生まれ。関西学院大学商学部卒 ライフスタイル・コーディネーター、宅地建物取引士、相続診断士 。26歳の時にマンション購入で苦労した経験をいかし、“女性がマンション購入の夢を実現できる世の中にしたいと”と1991年に研究会を設立。以降、「女性のためのかしこいマンション購入術講座」で、今までに8万人以上の女性たちに700回以上の講演を行いながら、25年間に渡り女性のマンション購入を応援し、第一線で活躍中。著書「シングル女性の㊕マンション選び」(講談社)、「元気になる!幸せマンション購入術」(アスコム)、他多数。
http://www.kaiteki.gr.jp/

 
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