インタビュー

2017.04.15

モデル・作家/押切もえさんから働く女性へ応援メッセージ【1万人白書#03】

【働く女性1万人白書】実行委員会

しごとなでしこが実施している大規模アンケート『働く女性1万人白書』プロジェクトに伴って、働く女性へインタビューする連載をお届けしています。第一回の内海桂子師匠の前編後編に続き、おふたり目はモデル・作家の押切もえさんにお話を聞きました!

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時代を読み解くレポート『働く女性1万人白書』は、みなさんのご協力もあり、目標の1万人目前です! ありがとうございます!

このインタビュー連載では、同じアンケートを著名人の方々にもお答えいただき、キャラ診断をしていただいています! その結果と共に、働き方に対する考え方や、同じ働く女性として日々仕事と戦っているみなさんへの応援メッセージをお届けします。

今回は、ご自身も37歳の働く女性である押切もえさんに、頑張りすぎずにバランスよく働くコツを聞いてきました。

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 押切もえさんの働く女性7キャラ診断の結果は…

●働く女性の7キャラ診断とは

今回の1万人アンケートに答えるとあなたの働く女性キャラクター診断が行えます。診断では働く女性を仕事への考え方や恋愛観などで7タイプに分けていて、そのイラストはなんと人気マンガ家・北川みゆき先生の特別描き下ろし!

診断の結果で、普段は気付いていないような働き方に関する真相心理が見えるかも!?

押切もえさんは【地元LOVE】でした!

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イラスト/北川みゆき

働き方/仕事と家事を両立している
おしゃれ/家事、育児、仕事で忙しいので、動きやすいカジュアル服が好き
恋愛・結婚/学生時代から付き合っていた彼と早くに結婚を決断、出産したい
休日/家族と過ごす時間がいちばん楽しい

地元LOVEさんの詳しい説明はこちら

押切もえさんと地元LOVEな堅実さん

昨年結婚された押切さん。
モデルとして忙しく働きながら、テレビ番組でも大活躍。
さらに、これまでに『モデル失格』や『浅き夢見し』(共に小学館刊)などを出版し、作家としても才能を発揮しています。

キャリアのイメージもありつつ、外見だけでなく内面の美しさを追求する彼女らしい、地元を愛し丁寧に暮らしている女性という診断結果に。

「家族を大切にしつつ社交的」な女性は、私の憧れです。

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どんなに忙しくても、料理は自分でつくります。

—— 「家族を大切にしつつ社交的」という「地元LOVEさん」の特徴は、まさに押切さんのイメージです。

押切 私がそうできているかはわからないけれど、家族と周囲どちらも大切にする明るい女性は、私の憧れです。夫(プロ野球選手の涌井秀章さん)のお母さんが、まさにそう。彼が子どものころから野球チームのみんなを家に呼んで、ご飯をつくったり、面倒を見ていたらしいです。

夫とは地元が偶然一緒で、今もよくお互いの実家を行き来しています。そして現在の私の生活は、家事を優先しながらも、無理なく仕事のバランスを取っている、という感じでしょうか。

—— 「忙しいときに安い惣菜で夕飯を済ます」「職場で『女の子扱いされると腹が立つ』には、全力で「いいえ!」とお答えになりましたね。

押切 私の母がそうしてくれたように、どんなに忙しくても、何かしら料理はつくるようにしています。私自身、忙しいときは料理をすることがリフレッシュになりますしね。夫はいろいろ注文する人ではないけれど、頼ってもらえるのはうれしいことです。尊重し合っているからか、ケンカもあまりありません。

「女の子扱い」ですけれど、仕事に限らず、男女一緒にいる環境のほうが、そして女性であることを生かしたほうが、うまく行くことが多いと思います。そこで邪険にされたらイヤだけど、かといって女の子らしさを避けることもない。女の子らしさは楽しみたいし、場の雰囲気を和ませることもできる。そのためのおしゃれでもある、と思うから。

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自分のハッピーのために、相手を変えるのではなく、自分が変わる!

—— では、「しごとなでしこ」のキャッチフレーズでもある「ハッピーに働きたい」のために、押切さんが心がけていることを教えてください。

押切 ハッピーな状況をつくるために、まずは自分が変わる。苦手な人がいたとしても、その相手を変えることはすごく難しいこと。苦手を克服するには、どうしてそう感じるのか分析して、自分が変わるしかないとわかりました。

心理学で学んだのですが、自分が相手のイヤだと思う部分は、自分が抑えている部分、隠れている部分でもあるらしいのです。たとえば、女らしさを仕事場で出す人をイヤだなぁと自分が感じていたら、実は自分が“心の奥ではそう振る舞いやりたいけど抑えている”のかもしれない。じゃあ、抑えずに自分もやってしまえばいい。そう気持ちを切り替えたら、相手のことを受け入れられるようになって、気持ちがすごく軽くなりました。

また、イヤな上司がいたとしたら、その上司を喜ばせることを考えてみる。自分の接し方を変えることで、相手もいい反応を返してくれる。苦手な人と接するときもリラックスできて、笑顔でいられるんです。そして、そんな笑顔の自分に気づくことが、何よりハッピーでいられるカギだと思います。

がむしゃらに働くのではなく、自分のパフォーマンス向上を考えます。

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仕事の質を上げるために、朝の深呼吸と心の栄養を!

—— 10代から仕事を続けてきた押切さん。現在までに、働き方や考え方に変化はありましたか?

押切 30代半ばを過ぎたころから、ただがむしゃらに働く、ということはなくなりました。無理はせず、量よりも質〜自分のパフォーマンスを上げる〜ことを考える。以前はその大切さがわからずに、モデルの仕事で無理をして体を壊してしまったり、小説を書くため長時間デスクに向かって腰痛に悩んだこともありました。でも、今は違います。デスクに向かうのも「何時間まで」と決めて集中して、そして終わったら体を労って、ケアをして。好きな仕事を長く続けるために、そして家族と笑顔で接するために。

かつてのように、大きな組織にいるから、安定した仕事をしているから、といった理由で、安泰で幸せだとは、限りません。今の時代、いちばん大事にするべききは、個人がいかに満たされているか。それは、会社でも肩書きでも住んでいる場所でもなく、「好きなことができているか」だと思うのです。たとえば、私の周りのアート関係の人は、NYでアートコレクションをしながら世界中を飛び回っている。好きな仕事をして、好きな生活をして、それでいて家族も大事にする。働き方は多様化していると、気づかせてくれます。

ただし、待っているだけでは「好きな仕事」は来るはずありません。SNSを上手に使ったり、自分からやりたいことを発信したり、積極的に人と会ったり。組織に属さない代わりに、自己プロデュースを上手にする人もいる。そうしたことがますます大事になるのだと思っています。

—— 好きなことを仕事にして、自分が満たされた状態でいるために、日常で実践していることを教えてください。

押切 朝は少しでもいいからぼーっとする時間をつくったり、深呼吸をしたりして、力を抜くようにしています。私はかつて、すごく焦り屋さんだったのですが、そうすることで、気持ちが落ち着くし、仕事への集中力が上がることもわかりました。

今、子ども向けの本を書いているのですが、それもあまり根をつめないように気をつけながら。朝は家事を終わらせて、午前中12時までが文章を書く時間。そして、絵を描くのは午後がいいみたい。一方で、何かインプットするための読書や映画などは夕方に。そして、ときどき友達と宝塚鑑賞へ! 今の私にとって、これが何よりの心の栄養です(笑)。

トップス¥14,904(FACE SANS FARD0<BEATRICE>)
ピアス¥14,040(NOJESS)

<問い合わせ先>
FACE SANS FARD 03-3440-3251
NOJESS 0800-300-3315

押切もえさんプロフィール
1979年生まれ、千葉県出身。高校在学中から雑誌のモデルを始め、2001年22歳のときから『CanCam』、2007年から『AneCan』の専属モデルに。2013年長編小説『浅き夢見し』で小説家デビュー。2015年に絵画作品『咲くヨウニ』が二科展に入選。2016年発表の2作目小説『永遠とは違う一日』は第29回山本周五郎賞候補となった。2016年プロ野球選手の涌井秀章さん(千葉ロッテマリーンズ所属)と結婚。

撮影/丸山涼子
スタイリスト/鈴木千春
ヘア&メーク/森 ユキオ(ROI)
取材・文/南 ゆかり

【1万人白書インタビュー バックナンバー】

#01 内海桂子師匠の「94歳でかわいくいられるコツ」
#02 内海桂子師匠の「現役を長く続ける秘訣」

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