インタビュー

2016.06.15

【働く女性に贈る言葉】菊間千乃さんインタビュー第1回

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「しごとなでしこ」リニューアルを記念して、働く女性に人気の有名人にスペシャルインタビュー。

フジテレビアナウンサーから弁護士へと転身した菊間千乃さんが、しごとなでしこ読者からの質問ひとつひとつ真摯に答えてくれました。

様々な経験を積んだ菊間さんの重みのある言葉は、悩める働く女性の心にズシリと響くはず。

全3回でお届けします。


 

菊間さんにとって働くとはどういうことですか?

自己実現とか、自分が生まれてきた使命や役割を果たすためのもの。だから、働かないという選択肢はないですね

アナウンサー時代も今も、仕事を通してだれかに必要とされていることを感じられるところに、やりがいも感じます」


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いろいろなクライアントさんと接する仕事ですが、人間関係で気をつけていることはありますか?

真剣に取り組む、深刻にはならないこと

クライアントさんの抱える問題の解決が仕事ですから、もちろん一生懸命真剣にはやるんですけど、弁護士が深刻になりすぎると、依頼者の方がかえって不安を感じてしまうかなと思うので、意識的に深刻にはならないようにしています。

“一打ち合わせ一笑い”で、どこかに緊張を緩和できる“抜け”のような部分がないと、トラブルに巻き込まれている当事者の方は精神的にもお辛いと思うので。

弁護士と話をすることで、厳しい現実を受け止めつつも、前向きに歩み出せるような関係性をつくっていきたいと思っています。

打ち合わせをスムーズに進められるように、クライアントさんのすべてを受け止められるぐらいのしっかりとした準備も必要ですよね」


 

初対面の人とうまく打ち解けるコツがあれば教えてください。

打ち解けたいと思うのであれば、まずは自分を解放すること

この人はいったいどんな人なのだろう、と相手に対して警戒心を抱く人の方が多いと思うので、犬がお腹を見せるように、まずは率先してこちらから、“自分はこんな人間ですよ”と開いちゃう。

開いてみて合わないなと思えば、そのあと閉じればいいんです」


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これからの仕事やプライベートの人生プランを教えてください。

「仕事柄、経営者の方とお話しする機会が多いので、いろいろな方の経営理念や経営方針なんかを聞いているとすごく楽しくて。

その影響か、漠然とはしていますが、いつか組織をつくって動かしてみたい…なんて野望も(笑)。

プライベートでは、海外に住みたいという願望がずっとあります。

つい先日も、約10年間の海外生活を終えて帰国した知人とお会いしたところ、“いやいや、やっぱり日本がいいよ”と言われました。

おそらくそうなんでしょうが、海外を知った上でそういうセリフを自分でも言ってみたいんです(笑)」


撮影/トヨダ リョウ 構成/新田晃与

(第2回につづく)

菊間千乃さん

1972年、東京都生まれ。
1995年、アナウンサーとしてフジテレビに入社。
情報番組やバラエティ番組でマルチに活躍。
2007年にフジテレビを退社、2010年に新司法試験に合格して弁護士に。「松尾綜合法律事務所」に所属し、現在はフジテレビの顧問弁護士も務める。
プライベートでは2014年に結婚。

 
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