笑いのブン学

2016.11.23

M-1グランプリ準決勝、行って来ました!優勝は絶対銀シャリ!|笑いのブン学【21】

小林 文 ファッションエディター 

11月19日(土)、東京・有楽町のよみうりホールで開催された「M-1グランプリ2016」の準決勝に行ってきました。大きな会場でマイク一本で戦う芸人さんたちは最高に美しかったです。すでに決勝進出組の発表が終わっていますが、今回は私なりの感想や総評を書いてみたいと思います。お時間があればお付き合いくださいませ。

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▲会場にて記念撮影を。サンパチマイクと私。手にうれしそうに持っているのは、ひとりひとつずつ配布される限定のどん兵です。

断言します、2017年は銀シャリがくる!

テレビや動画と違って、自分以外の観客の反応が感じられるのも劇場の醍醐味です。特にM-1のように大きな賞レース、それも準決勝の会場に来るような観客は純度の高いお笑いファン(インスタグラムでのとろサーモン久保田さんの言葉を引用)。通常のお笑いライブと違って、ワーキャー系の若い女子2人組率が低めです。その代わりに、休日出勤を終えてきたであろうサラリーマンや、ひとりで来ているおじさまがごろごろいる。ちなみに私の隣りの席は、お母さんと、1組ずつ終わるごとに採点メモをつける10代の娘という親子でした。

純度が高いファンが多い準決勝では、ネタのスタイルがバレてしまっていることは避けられない現実。そんな過酷な環境のなか、ネタの傾向を知っていても改めて大笑いしてしまったコンビ、第1位が銀シャリでした。

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ざっくりとネタの説明をしてしまいますと、「ドレミの歌」を歌い間違えたり、クセのある歌い方をしたりするボケに対して、テンポよく言葉巧みにツッコむ…というネタ。ネタのアイディアとしては、M-1 2010の決勝で披露した「アルファベットの歌」に似ていると思いきや、そのころよりも2倍も3倍もレベルアップしている! コンビのうち、ツッコミだけが上手なパターンってよくあるけれど、銀シャリに関してはボケの鰻さんもツッコミの橋本さんも一緒にレベルが引き上げられている。しかも、設定のなかの登場人物になりきるコント漫才ではなく、あくまで「鰻」と「橋本」の本人たちのまま、掛け合う「これぞ、漫才!」なスタイル健在。元々の銀シャリ好きというバイアスなしに見ても、今年は本当にすごい! です。

晴れて決勝進出を決めたことだし、このままトロフィーを掲げる画が浮かぶ、「小林ランキング」ダントツ1位の優勝候補です。

ほかにも、ニューヨークさん、かまいたちさん、とろサーモンさん、ミキさん、学天即さんは個人的に好きな笑いでしたがあえなく敗退…。残念だったなあ…。同じく敗退した、南海キャンディーズさんは大トリで登場。しずちゃんのボクシング引退後久しぶりのコンビでの登場、しかも首にスカーフを巻いた正装姿に、純度の高いお笑いファンたちみんなでこの日最も大きい拍手を送りました。これは本当に鳥肌モノでした。

敗者復活でどのコンビが這い上がってくるかを予想できるのも、準決勝鑑賞の醍醐味。12月4日の決勝が楽しみだけれど、まだまだ終わってほしくない気もする…。

ああ、こうして私の一年がもうすぐ終わります。

エディター小林 文

5年半の間営業職として勤めた会社を退職後、Oggi編集部へ。編集アシスタントを経て、Oggiのファッションエディターとして独立。リアル読者だったOL経験をいかして、日々楽しみながら邁進中。1985年生まれ、名古屋出身の30歳。インスタグラムは@kobayashi_bun

 
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