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2017.03.26

【30歳の呪縛】が自分を不幸にする?!|『東京タラレバ娘』ドラマウォッチング最終回

しごとなでしこ編集部
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売れない脚本家・倫子(吉高由里子)、ネイリスト・香(榮倉奈々)、居酒屋の看板娘・小雪(大島優子)の独身アラサー3人娘が幸せ求めて右往左往する日テレ水10ドラマ「東京タラレバ娘」を勝手にウォッチングするオリジナル企画。
婚活にいそしむ香、丸井(田中圭)との不倫関係を解消した小雪、そして早坂(鈴木亮平)との約束をドタキャンしてKEY(坂口健太郎)を家に泊めてしまった倫子、それぞれの“幸せ”とは…。ついに迎えた最終回(3/22放送)をチェック!

早坂さんか、KEYか…東京タラレバ娘、倫子の選んだ答えは

KEYを泊めたのは“人助け”、そう自分に言い聞かせた倫子。でも心の中はすでに決まっていました。そんな気持ちに気づいて別れを切り出した早坂さんの優しさが切ない。

早坂「だめだよ、倫子さん。嘘はやめよう。気持ちに蓋をすることも、嘘つくことと同じじゃないかな。僕たち戻ろう、仕事仲間に。ね」

本当は傷ついて涙を流しているのに優しく背中を押してくれる早坂さんこそ、いい男だと思う。ともあれ、7話(3/1放送)の衝撃のキス以降ネットを盛り上げた“早坂派 vs KEY派”論争もここに終結をみました。

一方、KEYとはハッキリと両思いに。

倫子「あたし、あんたのこと好きだわ。やっと言えた。じゃね

KEY「あのさ。俺も、あんたのこと好きかも

倫子「え」

KEY「…って言ったらどうする。考えといて、タラレバさん」

KEYの素直すぎる反応は正直ちょっと意外。でも、それだけにKEYのハニカミ笑顔がグッとくるクライマックスとなりました。

アラサー独身タラレバ娘を襲う“30歳の呪縛”の解き方

これまで以上に年齢を意識したセリフがちりばめられた最終回。
中でも一番“年齢の呪縛”を口にしたのが、香。

「30までに結婚するためには妥協も必要ってこと」

「30歳過ぎてからの同棲で結婚しなかったら訴えていいよ」

「30過ぎた女は迷う余地ナシだよ」

などなど…“30歳の呪縛”にハマりまくってる(-“-)。思えば「東京オリンピックまでに結婚したい」と明確にゴールを設け、結婚相談所のおばちゃんに「明確な目標を設定することは婚活成功への近道です!」とホメられたことも。

でも実際、30歳って数字的にもキリがいいし、周りを見渡しても既婚の友人が過半数を超えてくる時期。自分自身も仕事である程度の要領を覚え、プライベートに思いを致すタイミングとくれば、“30歳の呪縛”にまったく囚われないアラサー独身女子はこの日本にはいないと言っても過言ではないのです。

でも香は、呪縛の存在に自ら気づきます。

あたしは30歳までに結婚したい、それが幸せだって縛られてた。でもよく考えたらさ、別に年齢で区切られる必要ないよね

簡単なことだけど、「30歳までに●●したい」って呪縛は、叶っても叶わなくても30歳になれば解けるもの。結婚しなくても彼氏がいなくても仕事がうまくいってなくても、明日は相変わらずめぐってくるんです。そこからまた歩き始めればいい。“今”が人生で一番若いんだから。

そんな香が迎えたのは、本命彼女と別れて誠意を示した涼ちゃんを「信じられない」と言いつつも受け入れる、含みを持たせたラスト。

香「もしかして変わるかもしれないし、やっぱりダメかもしれないし。そこも含めて見ていこうって。涼ちゃんのことちゃんと見ていけるの、あたししかいないと思うから

こんなこと実際に言い出す女友達がいたら「やめとけ!」と言いたくなるような、ちょっと危険な思考パターンは相変わらず。だけど幸せを願わずにはいられない、かわいい女性でもあるのです。

タラレバ娘の心に響く言葉「人生一生 酒一升 あるかと思えばもう空か」

小雪は、子連れの丸井とバッタリ再会。丸井の“父親”の顔を目の当たりにし、自分の気持ちに決着をつけます。そんな小雪にとっての“幸せ”観がいじらしい。

小雪「丸井さんに出会って、好きになって、一緒に過ごした時間は幸せだった。誰にも認めてもらえない恋愛だったけど、あたしが幸せだったことはあたしが認めることにした

結局、自分の幸せは自分で決めるものこのドラマの終着点はここでした。

「未来がどうなるかなんてわからない。でもそれでいいんだ。だって、人生という長い長い物語の主人公は自分なんだから」

3人がさんざんタラレバ言い合った「呑んべえ」の壁では、原作にも登場する有名な法語(仏教の教義をわかりやすく表現した言葉)が掲げられています。

人生一生 酒一升 あるかと思えばもう空か

タラレバつまみ酒飲んでるアラサー3人娘には、これほどストレートに響く言葉はないかも。

そしてタラ&レバが最後に倫子に贈った言葉は…。

「幸せになるもならないも自己責任。やりたいことをやればいいレバ」

「今、あなたがやりたいことは何?」

ほら、あなたの中にいるタラ&レバが問いかける声、聞こえますか?

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『東京タラレバ娘』(日本テレビ系)

『東京タラレバ娘』(日本テレビ系)

<ストーリー>
30歳、独身、彼氏ナシの売れない脚本家・鎌田倫子(吉高由里子)は、親友の香(榮倉奈々)・小雪(大島優子)と居酒屋で女子会ばかりの毎日。「キレイになっ“たら”」「好きになれ“れば”」。そんなタラレバばかりの3人の前に金髪イケメンモデル・KEY(坂口健太郎)が現れ、「タラレバ女!」と言い放つ。もう立ち上がれないほどに傷ついた倫子だが、このままでは何も変わらない! もがきながらも幸せ探しに乗り出す――仕事にプライベートに岐路を迎えた女性像を吉高さん、榮倉さん、大島さんがそれぞれ熱演。倫子にしか見えないしゃべるタラの白子(声・加藤諒)、レバー(声・あ~ちゃん)とのシニカルなやりとりもアラサー女子の胸に刺さります!

公式サイト:http://www.ntv.co.jp/tarareba/

 
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