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2017.01.30

今週の『東京タラレバ娘』第2話|ドラマウォッチング

しごとなでしこ編集部
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「あたしたちって女の子じゃないの?」タブーに切り込む衝撃作!

“30歳、独身、彼氏ナシ”の女3人が幸せ求めて奮闘するドラマ「東京タラレバ娘」(日本テレビ系水曜22時)を勝手にウォッチングしちゃう「しごとなでしこ」オリジナル企画。第1話のレビューはこちら

1月25日放送の第2話もアラサー独身女子にはズシッと重たいセリフが出るわ出るわ。心の準備はできましたか? では2話をチェック!

回転寿司で男が回る!? 相変わらずの3人娘

売れない脚本家の倫子(吉高由里子)、ネイリストの香(榮倉奈々)、居酒屋の看板娘の小雪(大島優子)の仲良し3人組は、毎晩のように居酒屋で「もっとやせてキレイになっ“たら”・・・」「いい男との出会いさえあ“れば”・・・」と飲んだくれる日々。1月18日放送の1話では、正体不明の金髪イケメン(実は人気モデル・KEY、坂口健太郎)に「タラレバ女!」と面罵された3人が必死に前を向くまでが描かれました。

しかし、そんな出来事ひとつで急に生まれ変わったりしないのが30代の現実。

2話冒頭ではさっそく3人、回転寿司にて「こんな風にあたしたちにオススメの男が皿に載って回ってく“れば”いいのに…」と、あっぱれの他力本願ぶり。

じつはこの、「一押し!商社マン」「安定の旨さ!公務員」など“オススメ物件”が皿に載って回るCGは、グリーンバックで男性たちが皿に載って回るシュールな撮影風景が事前公開された注目シーン。回転寿司みたいに男が回ってきたらそりゃ助かるけど…。コレ、間違いなく20代にはない発想だわ。

元カレ登場で香(榮倉奈々)のメンタルにも危機が

そんな中、倫子たち3人は人気バンド・BUNKEYSのライブへ。ところがなんと、BUNKEYSのボーカルは香の元カレ・涼ちゃんこと鮫島涼(平岡祐太)。ビッグになった元カレとの偶然の再会にうろたえる香に対し、涼ちゃんは「やっと会えた」といきなりのハグ! 舞い上がる香。しかし直後、やたらゴージャスな今カノ登場で香、撃沈――!!

その夜、居酒屋「呑んべえ」にはまたまた3人の姿が。

正体なく酔いつぶれる香の悲しみは、涼ちゃんに彼女がいた、なんて単純なものじゃない。舞い上がってから突き落とされた悔しさ、恥ずかしさ、情けなさがグチャグチャになった、やり場のない悲しみ。プライドがあればあるほどこれってキツい。

「回転寿司なら取り逃したサーモンはまた回ってくるけど、現実にはそうはいかないもんね」という小雪の冷静な分析が、観ているこちらの胸にもグサリ。“現実”というワードがやけに冷たく響きます。

恋愛で結果が出ないからこそ、仕事が心の支えだったのに…

そして倫子にもショックな出来事が。決まっていたドラマの脚本の仕事を降ろされたのです。

新たに抜擢された脚本家はかわいくて胸のでかい20代女子。「あの子は女を使って仕事を取ってる」という噂を聞きつけた倫子は“枕営業”の現場を押さえようとあとをつけたものの、そこで見たのはプロデューサーに「とても面白かった」「話題になると思いますよ」とベタ褒めされる彼女の姿。

女としては負けても、仕事では勝ってる。そう信じてきた相手に仕事でも負けていた事実に倫子は打ちひしがれます。

「仕事は頑張れば結果が出るって信じてた。でも…気づけば世界は手に入らないものであふれてた」

うわ~…「もう遅い」と言われてるようなこういうひと言がアラサー女子にはこたえるんです。いったいどこで間違えたの? どこでどうすればよかったの? そんな負のループに陥りかねない危険思想。ドラマとわかっていても、耳が痛い…。

倫子(吉高由里子)と香、それぞれが一線を越えた夜

その夜、結局「呑んべえ」で酔いつぶれた倫子をKEYが家まで送ることに。

家につき、自暴自棄になって「ここから挽回できる気がしない」と本音を吐露した倫子にKEYは「じゃ、試してみる?俺とヤってみる?」ってオイオイ、何この展開!?

そしてちょうどその頃、香は涼ちゃんに「会いたい」と電話で呼び出され…行っちゃってました。「見せたいものがある」と誘われ、香はためらいつつも涼ちゃんの部屋へ。

見せたいもの、それは部屋の窓から見える特大の東京タワー。同棲していた頃、窓から見える小指の爪ほどの東京タワーを見ながら「いつか、この何倍もの東京タワー見せてやる」と香に言った涼ちゃんは、その約束を守りたかったというのです。不覚にもきゅん。としてしまうこのシーン。涼ちゃんってピュアなんだかしたたかなんだか計り知れないキャラ。

その夜、倫子とKEY、香と涼ちゃんはそれぞれ一夜を共にします。

「この先どうなるかなんてわからない。ここにあるのが愛なのかどうかなんてわからない。でもあたしたちは進んでいくしかない。時間は巻き戻せないから」

時間は巻き戻せない――これが単なるヤケクソなのか、勇気ある一歩なのか。その結論は次週以降に持ち越し、ということで。

2月1日放送の第3話では、残る小雪にも気になる相手・丸井(田中圭)が出現。一線を越えてしまった倫子と香も“次の一手”が決めきれず悶々…。時間は巻き戻せないからこそ、今度は絶対後悔したくない! 3人それぞれの決断、目が離せませんっ!

『東京タラレバ娘』(日本テレビ系)

<ストーリー>
30歳、独身、彼氏ナシの売れない脚本家・鎌田倫子(吉高由里子)は、親友の香(榮倉奈々)・小雪(大島優子)と居酒屋で女子会ばかりの毎日。「キレイになっ“たら”」「好きになれ“れば”」。そんなタラレバばかりの3人の前に金髪イケメンモデル・KEY(坂口健太郎)が現れ、「タラレバ女!」と言い放つ。もう立ち上がれないほどに傷ついた倫子だが、このままでは何も変わらない! もがきながらも幸せ探しに乗り出す――仕事にプライベートに岐路を迎えた女性像を吉高さん、榮倉さん、大島さんがそれぞれ熱演。倫子にしか見えないしゃべるタラの白子(声・加藤諒)、レバー(声・あ~ちゃん)とのシニカルなやりとりもアラサー女子の胸に刺さります!

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