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2017.01.22

今週の『東京タラレバ娘』第1話|ドラマウォッチング

taratop

「あたしたちって女の子じゃないの?」タブーに切り込む衝撃作!

恋に仕事に、いくつもの岐路がいっぺんに押し寄せる30代
そんな難しいお年頃の女性3人の悲喜こもごもを描くドラマ「東京タラレバ娘」(日本テレビ系水曜22時)がスタート。

そこで、彼女たちの奮闘をツッコミ入れつつ見守ろうというオリジナル企画を始動。
さっそく1月18日放送の第1話をチェック!

アラサー女たちはなぜ居酒屋で“女子会”をするのか

原作は、累計発行部数260万部超、東村アキコの人気コミック。
吉高由里子演じる倫子は30歳、独身彼氏ナシの売れない脚本家。そんな倫子が、高校時代からの親友でネイリストの香(榮倉奈々)、父の営む居酒屋を手伝う小雪(大島優子)の2人と“女子会”と称して飲んだくれつつ、仕事に恋愛にと奮闘する姿を描いた本作。

この3人、とにかくことあるごとに酒をあおります。
場所はもはや「酔うまで6,000円はかかる」(倫子)おしゃれダイニングなどではなく、小雪の父が営む居酒屋。

ジョッキを片手に3人は飲み、騒ぎ続けます。小雪の父と常連客の

「女子っていくつぐらいまでを言うのかねぇ」

「さあね、学生さんぐらいまでじゃないのかな」

なんて非情な会話は耳に入らず…飲む、呑む、酔いつぶれるの繰り返し。

ダサいと思っていた男にフラれ…倫子(吉高由里子)、自暴自棄に

倫子のプライベートには、新年早々なにやら暗雲が立ちこめる。

ケチのつけ始めは、仕事相手のドラマ制作会社プロデューサー・早坂哲朗(鈴木亮平)。8年前は目も当てられないダサ男で倫子にあっさりフラれた早坂ですが、出世して今では俄然いい男に。

そんな早坂から「大事な話があります」と食事に誘われ、まんざらでもない倫子。なのに、胸の谷間を強調した(この時点でちょい痛め)気合ワンピのファッションで向かった挙句、打ち明けられたのは恋愛相談。早坂の心はすでに倫子ではなく、22歳AD・マミちゃん(石川恋)に向いていたのでした。

倫子は香&小雪に召集をかけ、やり場のない悲しみ、悔しさを発散!

「今まで以上に女磨きし“たら”…」

「今よりダイエットしてきれいになれ“れば”、いい男が現れる!」

と大騒ぎ。挙句、マミちゃんには年下彼氏がいることを思いだし、「ザマみろ! フラれろ!」と悪ノリ全開の悪口雑言オンパレード。

「女同士でタラレバつまみに酒飲んでろよ」言葉の刃が倫子に突き刺さる

その時、酔いでフラついた倫子が後ろの席の客にドン!

倫子がぶつかった長身の金髪イケメン(じつは人気モデル“KEY”・坂口健太郎)は振り返り、倫子たちに言い放ちます。

「いいかげん静かにしてもらえませんか。この店の雰囲気が気に入って飲んでるのに、お姉さんたちのせいで台無し。女子でもないのに女子会だの、なんの根拠もないタラレバ話でよくそんなに盛り上がれますね。そうやって一生、女同士でタラレバつまみに酒飲んでろよ

吐き捨てて店を出ていく金髪イケメン。凍りつく倫子たち。

痛い…。これは痛すぎる。大人になってこんなに真正面から叱られる場面ってなかなかナイ。それでも金髪イケメンは攻撃の手を緩めない…。後日、この夜の“タラレバ発言”を非難した倫子たちをさらに突き放すのです。

「もう女の子じゃないんだから、おたくら」

「え? そうなの? あたしたち、もう女の子じゃないの?」

倫子の心の声はそのまま、世のアラサー女性の言葉となってうつろに響きます。
くぅー耳が痛いーっ! そうなのよ、女子会っていっても、30歳にもなれば、女の子のわけがなく(当たり前だけど)、我々は大人?女性?おばさん?(いやーーーーーっ)への階段をとっくのとうに上り始めている。この現実から目をそむけつづけた結果が、倫子たち3人の今の姿であり、画面のこちらにいる私たちそのもの…倫子じゃなくても、凍りつくわ、このドラマまじで。

どん底を見た倫子の幸せ探しがここから始まる!

「あたし、自分から行ってみようかな、早坂さんに」

金髪イケメンに精神的に打ちのめされ、ついに現実に向き合い始めた倫子。しかし、時すでに遅し。早坂はすでにマミちゃんのものになっていました。「ダサい」と小馬鹿にしてきた男すら逃してしまった事実を静かに受け止めた倫子。

「いつも、あんまりイケてないカップルとか家族連れのこと上から見てたけど、みんなすごいよなぁ。好きになった人とつきあって結婚とか、奇跡じゃん」

そして倫子は立ち上がる。

「バッターボックスに立とう。立たなきゃ始まらないんだから」

この宣誓をもって、倫子の本当の物語が幕を開けるのです。

理想を高く持てば持つほどハードルも高くなる。でも、幸せは相手のスペックにあるわけじゃなく、大事なのは“関係性”。
理想の相手が見つかるかどうかと、理想の幸せをつかめるかどうかはまったくの別問題。

第2話(1月25日放送)では、倫子が仕事で危機に直面。1話は恋愛ネタがメインだったけど、恋愛だけしてればいいわけじゃない30代。だからこそ、仕事の面もしっかり描いてほしい! 今後の「東京タラレバ娘」にますます期待しちゃいましょ!
第2話につづく

『東京タラレバ娘』(日本テレビ系)

<ストーリー>

30歳、独身、彼氏ナシの売れない脚本家・鎌田倫子(吉高由里子)は、親友の香(榮倉奈々)・小雪(大島優子)と居酒屋で女子会ばかりの毎日。「キレイになっ“たら”」「好きになれ“れば”」。そんなタラレバばかりの3人の前に金髪イケメンモデル・KEY(坂口健太郎)が現れ、「タラレバ女!」と言い放つ。もう立ち上がれないほどに傷ついた倫子だが、このままでは何も変わらない! もがきながらも幸せ探しに乗り出す――仕事にプライベートに岐路を迎えた女性像を吉高さん、榮倉さん、大島さんがそれぞれ熱演。倫子にしか見えないしゃべるタラの白子(声・加藤諒)、レバー(声・あ~ちゃん)とのシニカルなやりとりもアラサー女子の胸に刺さります!

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