開運

2017.01.13

1月15日は【小正月・女正月】この日は女性は家事から一切解放されてもいい?!

木村通子 神宮館社長

神宮館の木村通子です。私たち日本人はいにしえより、四季折々の変化を愛するとともに、季節ごとの行事や習わしを大切にしてきました。忙しく生きる現代のしごとなでしこの皆さんも知っておいていただきたい、また後世に伝え残していきたいものをお伝えしていきます。

730a3c6f5f41c21ec7348eff8fb099ed_s

c9039c2265101964f7955d874799e276_s

1月15日日曜日は「小正月(こしょうがつ)」

昔の日本は、月の満ち欠けを基準にして生活していました。中国から伝わった新しい暦では、年神様を迎えるために準備が必要な1月1日を大正月としたので、それに対し、満月を年の始めとした1月15日を小正月と呼ぶようになったのです。小正月は農業的な行事を行う日。豊作を祈って餅や団子を小さく丸めたものを木の枝につけた「餅花」を飾るほか、豊作を占ったり、養蚕の盛んな地域では繭玉を作って飾ったりします。

小正月は朝食に小豆がゆをたべる風習があります

かつて中国では、小豆がゆを炊いて家族の健康を祈る習わしがありました。それにならって日本でも1年間の無病息災を祈願し、「望粥(もちがゆ)」と呼ぶ小豆がゆをいただく風習ができました。またその小豆がゆで豊凶を占う「粥占(かゆうら)」を行ったりします。

6dcc151f545ddeeae60fb98436267a37_s

小豆がゆのつくり方

〈材料/2膳分〉

・ご飯 1膳
・ゆで小豆(無糖) 1/4カップ
(市販の無糖ゆで小豆を使うと簡単です)
・塩 少量
※本来おかゆは、お米を用いてつくりますが、今回は時短レシピとして炊いたご飯をつかいます。

〈作り方〉
1.土鍋に水500ccを入れ、沸騰したらご飯と塩少量をいれます。すぐにおたまなどを使い鍋のなかでしっかりほぐしましょう(お米に触るのはここまで)。
3.ゆで小豆を入れ、吹きこぼれない程度の強火をキープし、全体にとろみが出てくるまで煮ます(かき回すと、ドロドロしすぎておいしくないおかゆになるので、かき回さないで)
4.とろみが少しでてきたら弱火にしてさらに煮ます(ここでも混ぜるのは禁止)。
5.水分が少なくなってきたら、火を消しふたをして3分ほど蒸らします。椀によそい、好みで塩をふって食べます。

※黒糖や砂糖を加え、甘くしてデザートのようにいただく家庭もあるそうです。
※地域によっては缶詰など加糖タイプのゆで小豆(加糖タイプ)でつくることも。
※水の半量をココナツミルクに変えて炊き、砂糖を加えるとアジアンテイストのデザートに! 温かくても冷たくても美味しいですよ。

小豆がゆのレシピを教えてくれたのは…
大人気企画 【21時以降食べても罪悪感ナシ! 働き女子のリアルに10分で作れる残業ごはん】でおなじみの佐藤明美さん。料理の腕はピカイチ。Instagram(@sizukuishii)にアップする時短レシピ、〝残業ご飯〟が好評。

小正月は女正月(おんなしょうがつ)とも呼ばれる、女性たちの骨休めの日

小正月は「女正月」とも呼ばれ、女性たちの骨休めにあてる地域もあります。暮れから正月にかけ、忙しく働いた女性を家事から解放し、ねぎらう意味が込められています。今でも地域によって、前夜14日の夕食は男性がつくる、15日は家事の一切から解放されて遊ぶ日、15~20日まで実家に帰省するなど、さまざまな風習やしきたりがあります。
現代におきかえてみても、正月だからといって家事の休みがあったわけではない女性たちは、1日くらい何もせずにゆっくり休んでもいいと思いますよ。
ご結婚されている人も、お子さんがいる方も、1月15日は家族の理解を得て、女友達やご家族とリフレッシュしてみてはどうでしょうか?

onnna

木村通子 神宮館社長

h29____1

毎年シリーズ700万部を超える販売数で人気の神宮館高島暦(じんぐうかんたかしまれき)の出版社で社長をつとめる。「ストレスの多い現代女性が暦を使って幸せになる方法」、「日本に古くから伝わる行事や風習を後世に伝える」、「心得ておきたい冠婚葬祭のマナー」をテーマに各方面で活動中。プライベートでは二児の母であるワーキングマザー。趣味は日本のパワースポット巡りと料理。九紫火星。
※こよみ(暦)というのは、時の流れを、1日を単位として、年、月、週によって区切り、数えるようにしたもの。そのこよみに、九星別各人の運気の動向などを記載した神宮館発行の高島暦は、年齢、性別を超えて愛されている。

 
あなたにおすすめの記事