丸林広奈のmy addict

2016.12.11

冬のパリで出会ったもの(パリの旅 前編)|丸林広奈のmy addict…vol.8

丸林広奈 CanCamスタイリスト
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ずっと憧れていた街、パリでの生活を振り返ります

しごとなでしこ読者のみなさん、こんにちは! CanCamスタイリストの丸林広奈です。
12月に入って、街はすっかりクリスマスムード♡ 私はというと、お部屋に飾るサンタの置物を買ったり、ネットでクリスマスツリーをネットでポチッと購入したり…ワクワクしながら着々とクリスマスの準備をスタートさせています。

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さて突然ですが、私はとっても旅が好きです。少し前に更新した香水の話の中でも少し触れたのですが、2年前の冬にパリを旅(…というよりは<滞在>に近いかな?)してきました。それは、これまで以上に冬の楽しさや美しさを教えてくれた旅。そして何よりスタイリストとしての私の土台をつくってくれた旅でもありました。
今回のmy addictはちょっと特別♡ 今週と来週と2週に分けて<ヨーロッパ旅>のお話をしていこうと思います。まず今週は、パリでの生活について…。

ちょっと無謀な決断を助けてくれた、「うれしい出会い」

街行く人も建物も風景も、とにかくおしゃれなパリ。ずっと憧れていた街でした。旅行や留学でアメリカ方面には何度も行っていたけれど、ヨーロッパ圏に足を踏み入れたことはなくって。言葉も通じないし、大丈夫かな…という不安がいっぱい。むしろ不安だらけでした。でも、その不安以上に憧れの気持ちが詰まった大好きな場所でもある。今思えばなかなか無謀な計画だったのですが「なんとかなる、行ってみよう!」と1か月半の滞在を決意しました。

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そんな無謀な計画が上手く行った理由。それはズバリ、素敵なご夫婦との出会いがあったから…♡ パリ行きの決断を普段お世話になっている方々に報告していたら、ユニクロのプレスの方が「パリで働いている同僚を紹介してあげるよ~」と声をかけてくださって。それだけでも嬉しかったのに、その次に待っていたのはまさかの展開。「今住んでいる家に空き部屋があるから、そこを使っていいよ」と滞在中の宿を提供してくださるというんです! そんなありがたすぎるお話をお断りする理由なんてあるわけもなく…(笑)。日本人の旦那さんとイギリス人の奥さんがご夫婦で生活されているおうちで、1ヶ月半生活させてもらうことに。もちろん事前にメールでのやりとりはさせてもらっていたのですが、実際にお会いするのは現地に着いてから。待ち合わせはドキドキしたなぁ~。

現地で会ったおふたりは想像以上に優しくて素敵で、そしておしゃれな方! それもそのはず。旦那さまはユニクロで、そして奥さまはシャネルでお仕事をされているセンス抜群なご夫婦だったのです。滞在することになったおうちのおしゃれっぷりといったら…! シンプルでシックで、まさにフランスのおしゃれな雰囲気を詰め込んだよう。朝起きて、コーヒーを入れて体を目覚めさせる。そんなごく当たり前の日常のワンシーンさえも絵になるような空間でした。トイレでさえも、トイレとは思えないくらいおしゃれ。クッションやブランケットなどファブリックインテリアにはシャネルがたくさん…♡ シンプルなのに気分が上がり、毎日の生活も自然と楽しくなる、そんなおうちでした。

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パリでの生活が、私に与えてくれたもの

そうそう、パリでの思い出の品もシャネルです。カンボン通り31番地にあるシャネルの本店を初めて訪れて(初パリなので当たり前なんですけど。笑)、歴史の重みや風格を感じさせる佇まいに感動してしまって…思わずやってしまいました、清水買い。

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それがこの黒のマトラッセです。記念すべき初シャネル。そう、初シャネルをパリ本店で購入して帰ってきました。その時はまだ大学生。ヨーロッパに来るだけですでにお金を使っていて、貧乏だったのにも関わらず、思い切りました。思い切ってしまいました。「これを買ったら、このパリ生活他に何も買えなくなる…(泣)」という考えもよぎったけれど「こんな機会はそう頻繁にあるものじゃない! これからずっとずっと大切に使っていく!」と極貧パリ生活を覚悟して清水の舞台から飛び降りました。
でも、今思えばすごくいい経験。そしていいお買い物でした。今もすごく活躍してくれているし、これからも間違いなくずっと大切にしていける。ベーシックな名品の素晴らしさを教えてくれる存在なんです。

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パリで暮らしながら、私は何をしていたかというと…正直何もしていないかも(笑)。ひとりで美術館に行ったり、朝からマルシェに行って食材を買ってきたり、ひたすらデパートでお洋服を見ていたり…かなりゆるゆると過ごしていました。もちろんご夫婦と一緒にキッチンでご飯を作ったり、お出かけしたりもしていましたよ!

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でも、文字通り<暮らすように>パリ生活を送ったことは私にとって本当に大きな財産になりました。何気ない日常の中で目にした景色、毎日を過ごす空間…小さな記憶ひとつひとつが今の私にとって大切なインスピレーション源。心から素敵だと思えるおうちで生活できたことで、インテリアへの興味もすごく深まりました。

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パリを旅したのは、大学を卒業する手前の冬。ちょうどスタイリストの仕事を本格的にスタートする直前のタイミングだったんです。パリでの経験や思い出がなかったら、今の私はいないんじゃないかなって思います。

と、ちょっと真面目なお話で今週は終了。来週はヨーロッパでのクリスマスの話や手に入れた雑貨などなど、お話していこうと思っています。
また来週お会いしましょう〜。see you next week!

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丸林広奈 CanCamスタイリスト

1992年生まれ、福岡県出身。2012年、CanCamスター読者として誌面に登場すると瞬く間に読者から圧倒的な人気を集め、2013年にはなんとCanCamの表紙モデルに抜擢され大きな話題を呼ぶ。そのファッションセンスをかわれ、現在はCanCamスタイリストとして活躍中。誌面コーディネートはもちろん、本人の私服スタイリングにも多くのファンが。ファッションだけでなく、ビューティやライフスタイルまで注目を集めている。Instagram→@hironamarubayashi

 
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