ファッション

2016.12.03

Oggiリアル世代スタイリスト アフター7あるあるクロストーク|おしゃれプロ発「本当に使える!」アフター7名品

「おしゃれさ」「華やかさ」「暖かさ」「着心地のよさ」…。ファッションを仕事とするおしゃれのプロたちがアフター7経験を経てさまざまな視点から選び抜いた、冬の名品をご紹介します!

まずは…会社員、スタイリストアシスタント、そしてスタイリストとして独立。さまざまな時代をくぐり抜けてきたOggiスタイリスト4人。彼女たちが実際に経験したアフター7のエピソードを、ざっくばらんに語ります!

sns

坂野陽子
エステティシャンとして働いた後、Oggiスタイリスト金子 綾氏のアシスタントとして5年ほど経験を積む。女っぷりのいいスタイリングを得意とする。

川上さやか
短大卒業後、大手銀行に入社し、都内きっての大型支店で6年間勤務。その経験を活かした働く女性のためのリアルなスタイリングが共感を得ている。

渡辺智佳
大学卒業後、大手銀行に総合職で入社し、超多忙な日々を送る。4年半勤務したのち、スタイリストの道へ。知的フェミニンなスタイルを武器に活躍中。

角田かおる
スタイリスト高杉しのぶ氏に5年半師事した後デビュー。小柄な身長を生かしたバランスのよいスタイリングが「参考になる」と評判を呼んでいる。

座談会でみんなが共感!〝アラサー4〟がリアルに体験した
あるあるエピソード【アフター7失敗編】

細ヒールや白シャツ。気を使う必要のあるアイテムは不向き

川上 さっそくだけど、最近の失敗談聞いて(涙)。
坂野 なになに?
川上 夜女子会で、急いでお店に向かってたら、途中で溝にハマっちゃって。ヒールに傷ですよ。

heel

(細ヒールが溝に入り、側面がベロリ…。〝急いでいた〟〝夜道〟〝道を調べながら〟という最悪な条件が重なって、ガリっとやってしまいました。時間があって一歩一歩を慎重に歩けるときはいいんですが…(涙)。以降、溝の大きさより太いチャンキーヒールがアフター7には欠かせません/スタイリスト川上)

渡辺 うわ〜やっちゃったね。
川上 急いでいるときや足元の悪い夜道ではもう細ヒールは履かない、って誓いました(笑)。
坂野 え、じゃあ今後はフラットシューズ?
川上 私、小柄だから、仕事以外の特別なときは絶対ヒール靴って決めてるの。だから途端にチャンキー率が高くなったよね。安定感あるし、仕事でがっつり動き回るときとかにもいいんだ〜。
角田 〝○○は着ない〟つながりで、私は忘年会や飲み会では白や薄色トップスはもう着ない!
渡辺 ちょっと、ちょっと(笑) 何があったの?
角田 ほろ酔いの友達に赤ワインをこぼされたことがあって…。帰り道はコートの前を全閉めでそそくさと帰ったよね(笑)。プチプラブランドだったのが不幸中の幸い。

wine

(以降、仲のいい友達とご飯や夜カラオケに行くなどアクティブに動く日は、汚れやすい白や薄色を避けるように。反対に、デートなどしっぽり飲みのときは、顔色も明るく見えるのであえて着ていくことも/スタイリスト角田)

坂野 あ〜あるある! 顔周りを明るくしたいから着たいところなんだけど、汚れも目立つから…葛藤だね。一緒に行く相手で決めるかな。
川上 私、ニオイに敏感なんだけど、いちばんニオイが付きやすいのってバッグだと思うの
渡辺 わかるっ! ナイロンとか即アウトだよね。
川上 そう、洋服みたいに簡単に手入れができないから、たまに嗅ぐと「クサっ」って。

bag

(食べ物のニオイを吸うのは…意外にもバッグ。店で食べたり飲んだりしているときは気づかないんですが、帰宅後にその強烈なニオイに気づくんですよね。ニオイの出所はだいたい髪かバッグ。髪は洗えば落ちるけどバッグは…。経験上、パテント素材はニオイが付きづらいような気がします/スタイリスト川上)

角田 それってどういうお店で付くの?
川上 焼肉とか韓国料理かな。だからお店に入ったらついバッグをしまう場所をチェックしちゃう。座席の下とか、密閉できたらまず安心!

あるあるエピソード【トップス編】

お仕事関係の飲み会はトップス選びがキモになる!

坂野 さやかちゃんと智佳ちゃんはスタイリストになる前、会社員だったんだよね。しかもふたりとも、お堅い大手銀行! 会社の飲み会とか多そうだけど…当時はどんな生活だったの?
渡辺 私は基本スーツ出社。しかもダークな色っていうドレスコードもあって。仕事はほぼ毎日残業必至で、とにかく忙しかったな〜(遠い目…)。
角田 じゃあ、アフター7に予定のある日は…。
渡辺 ほとんどナシ。それこそ、あってもこの時期、会社の忘年会くらい。でもそのときは、この限られたドレスコードの中で、どうおしゃれに見せるか必死に考えていたかも。白シャツをちょっとディテールのあるブラウスや、カラーシャツに替えたり…。スーツの中に着るトップスで遊びを加えてた!

tops

(トップスでおしゃれをこっそり楽しんだ、スーツ通勤時代。当時は本当に多忙で、楽しげな予定が入る余地はほとんどありませんでした。だからこそ、数少ない飲み会のときはいつもよりちょっと気合いを入れて。といっても、ディテールのあるブラウスを着るくらいしかできませんでしたが…。レースなどの甘めは苦手だったので、バイカラーを着ることが多かったかな/スタイリスト渡辺)

坂野 確かに、会社員に限らず、着席式の飲み会だと結局トップス勝負だったりするからね。
渡辺 そうなの。しかも白シャツのままで忘年会、ってなんだか仕事気分も抜けなそうじゃない?「ちょっと気分があがるおしゃれ」くらいを意識して行ってたかな。
川上 私は智佳ちゃんと違って制服勤務だったから、割と通勤服は自由だったの。だからこそ、男性の上司もいる会社の飲み会は、いろいろ気にしながら洋服を選んでた!
角田 それは…メンズウケ的なこと?
川上 ううん。たとえば、お酒を注いだり、食べ物を取り分けたりするときに前かがみになるじゃない? そのときに胸元が見えそうな服ってすごく気を使わせてしまうと思うの。だから首の詰まった服を着るのがマイルールだった。

kqa

(首詰まりのトップスで胸元のチラ見え防止。特に対男性のとき。胸元がだらしないと、相手に気を使わせてしまうこともあるので、首詰まりのものをよく着ていました。前ボタンだと隙間から見えてしまうこともあるので、プルオーバーがベター/スタイリスト川上)

角田 なるほどね! 勉強になる〜!

あるあるエピソード【小物編】

荷物もアクセも極限まで減らして華やぐ裏ワザはコレ!

川上 これ絶対みんな共感してくれると思うんだけど…アフター7の飲み会やパーティには、できるだけ身軽で行きたくない?
角田 そう! おしゃれなクラッチバッグとか女らしさが際立つちびバッグが今の気分だしね〜。
渡辺 でもこの仕事していると、手荷物が増えちゃって…。アフター7は必要最低限のモノだけ持っていって、あとはリースした洋服を保管しているお部屋に置いていっちゃうかも…!
坂野 同じく、手帳も持っていきたくないくらい(笑)。でも仕事柄、いつスケジュールを聞かれるかわからないじゃない? だから私はその日から3週間分を、出かけ間際に写メって、思いきって置いてっちゃう!

sakanno1

(バッグの中身は最小限に。手帳は写メって置いていく。アフター7の予定には身軽で向かいたいもの。だから、ときには仕事の相棒でもある手帳を犠牲にすることもあります(笑)。これってスタイリストあるあるですか?/スタイリスト坂野)

一同 わかる〜!!!(爆笑)
坂野 この感じだとみんな既に実践済みだね。
渡辺 あと、みんなアシスタント時代からそうだと思うんだけど、借りているお洋服に引っかかるとまずいから、手元にアクセつけられないよね。
川上 だからといって、アフター7の予定のためだけにアクセサリー持っていくのも…ね。
角田 しかもお酒が入ると、うっかり「リングがない! ピアスがない!」ってこともあったりして。そう思うと、アクセは控えめにしちゃうかも。
坂野 いろいろアクセサリーで失敗したこともあったけど、結果私が導きだしたのは、アクセサリーをたくさんつけるのは諦めて、かわりにスタッズの付いた靴やバッグを身につけて、華やかに盛る!

sakano

(コーディネートルームで作業をする日、アクセサリーは基本控えめです。その分、スタッズやチェーンの付いたバッグがアクセ代わりに。暗い照明にも映えるので、アフター7向きのアイテムだと思うんです!/スタイリスト坂野)

角田 なるほど。私も今度実践してみる!

(Oggiスタイリストが選んだ「これが私のアフター7名品」川上さやか編につづく)

2017年Oggi1月号「おしゃれプロ発“本当に使える!”アフター7名品」より。
【本誌掲載時スタッフ 撮影/坂根綾子 イラスト/長谷川まき 構成/大椙麻未】

Oggi1月号

アラウンド30歳からの働く女性に向けて、シンプルでセンスのよい、ベーシックなファッションを提案する月刊誌。トレンドを追いかけるのではなく、「着る人が素敵に見える」「本人も周りも心地よい」スタイルを追求している「Oggi」のためし読みと購入ができます

 
あなたにおすすめの記事