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留学費用の上手な切りつめ方|35歳のアメリカ留学vol.6

「留学する」ということは旅行とは異なるため、当然、旅費とは違う生活費が必要になります。いわゆる家賃(光熱費)、学費、食費は必ず支払うものですし、それに加えて何かしたいことがあれば、+αの費用も必要になります。そこで今回はお金の話を。

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(写真/よく買い物に行っていたFarmer’s Market。新鮮で旬なお野菜や、お花、ハニーなども安く購入できます! 朝イチはNY内にある有名レストランのシェフたちも買い物に来ているそう)

全ての物価が高いアメリカ。どこにお金をかけるかは、自分次第

日本で暮らしていても同じように生活費はかかりますが、毎月の収入があるので生活のメドを立てやすいですよね。ですが、アメリカの場合は学生ビザで入国した人は働いてはいけない法律があるため、働きながら留学することはできません。つまり、費用は全て日本から持ちだしたお金で、賄わないといけないんです。とにかく、全ての物価が高いアメリカ。その中でも私がいたLAとNYは特に高い地域です。だから留学中は節約生活が基本、です。

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(写真/近所だったので、よく通っていたユニオンスクエアのマーケット。会場の目の前に、『Whole Foods Market』と『Trader Joe’s』もあるので、本当に便利でした!)

私 がいた頃は、$1が120〜125円の時期。日本と違い、ランチもセット価格ではなく、基本単品でのオーダーになるので、パスタ1品でも$12から$18。それもドリンク、サラダなし。さらに税金とチップを支払うと、ランチ1回ですぐに約¥2,000以上の出費に…。ディナーになれば、その倍もザラ。とくれば、収入のない私が外食出来るはずもなく…(笑)。

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(写真/お菓子を食べない代わりに、行くたびによくフルーツを買って帰りました。ベリー系は量が多く、そのまま食べたり、冷凍してグラノーラにかけたり)

留学中は毎日のように自炊していました。それでも、食事を大切にしたい、という思いがあった私は、ただ自炊するのではなく、食材にこだわることに。元々ファストフードは食べず、日本でも週1でマクロビご飯を食べたり、「食べた物が体を作る」ということを理解していたので、洋服などには一切お金を使いませんでしたが、食材だけは別。アメリカのスーパーで売ってるお野菜やお肉はオーガニックを選び、デラウェア州で日本のお野菜を作っている鈴木ファームからもお野菜を取り寄せたりしていました。

日本でのオーガニック食材はとても高いですが、アメリカは『Whole Foods Market』、『Trader Joe’s』、『Union Market』とオーガニックスーパーがたくさんあるし、「Farmer’s Market」と言って、農家の方が直接商品を売りに来る市場も毎週オープン。そして需要があるので、日本よりもお手頃価格で手に入るんです! 正直、アメリカの安い食材は、どんな薬を使って育てているのかわからないので、それも避けたかった理由のひとつでした。

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(写真/これはNYの街の中にあるビルの屋上で作られたハニー。キャップの上に、それぞれどこで作られたか街の名前が書いてあります)

新鮮食材で作ったご飯は、外食よりもおいしい!

オーガニック食材で何を作るのかといえば、基本は和食。シンプルですが、新鮮食材を使ってつくったご飯は明らかに、外で食べるご飯よりも美味しいのに安い! 日本にいる時よりもある意味贅沢な食生活だったので、健康面もバッチリでした。

結局、1年間の留学中、病院のお世話になったことはゼロ。薬も飲まず、便秘も全くないし、お肌もキレイでいられたのは、食生活のおかげだと思ってます。現地ではあまり気づきませんでしたが、アメリカから帰ってきた時、友人みんなに言われた言葉が「アメリカに1年半もいたのに太ってない! むしろ痩せている!」。どうやら、アメリカで脂っこい食生活を送っていなかったおかげで、太らず帰国できたようです。

限られたお金の中で、何に使うか

私の場合は食材でしたが、逆に美味しいレストランに行くことが喜びの人はそれに使うのが良いし、ファッションがご飯よりも好きな人は、そちらにお金を使うことも全然アリだと思います!

「大人の留学」は、ある程度の生活レベルを経験してきた大人が学生になるということでもあります。現地でも日本での生活レベルをそのまま満たそうとすると、莫大な費用がかかるのは覚えておいたほうがいいかもしれません。もちろん、どんな生活を望むかによりますが、日本の生活スタイルをアメリカでもキープしたままだと、1年で軽く500〜600万は出て行くと考えてよいと思います。

どこにお金を使うことが大切かを考え、節約をしていくことが、お財布にも優しく、精神的にも安定する。それが私が思う上手なお金の切りつめ方です。

前回の記事はこちら

エディター Eri Ito

学生時代の読者モデルをきっかけに雑誌編集に興味を持ち始め、ファッションライターの道へ。
ファッションエディターとして数々の企画をこなすかたわら、エステティシャンやスタイリスト、パーソナルスタイリストとしてもマルチに活躍。
30代半ばにアメリカ留学を決意し、L.A.とN.Yへ。数々の出会いと刺激を受けてこのたび帰国!

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