しごとなでしこ - SHOGAKUKAN

新しい働き方図鑑vol.1

今の働き方に満足してる? 副業で叶える「Happy Work」の作り方

女性の新しい働き方や働く上での工夫とは? なでしこリポーターズ・オダマリが、世の中の働く女性=しごとなでしこを取材し、取材の中で発見したことを綴る連載「新しい働き方図鑑」。第一回目のテーマは「副業」。

Happy Workとは!?

こんにちは!
働く女性として日々目標に向かって奮闘中のなでしこリポーターズのオダマリです。

今回から始まる「新しい働き方図鑑」では、世の中のしごとなでしこを取材し、女性の新しい働き方や働く上での工夫など取材の中で発見した気づきとともに輝く働きウーマンを紹介していきたいと思います。

第1回目なので、この記事に込める思いも記載しておきます。

女性の社会進出が進んでいる現在、女性の働き方が注目される中で、ただ仕事をして働くことをゴールにするのではなく、働くことをよりHappyに、お金稼ぎ以上に自分を輝かせるための手段として仕事を活用する = HappyWork を作り上げることが、より充実したワークライフを送るためには重要なのではないかと感じてきました。

今回、そんなHappyWorKなスタイルを体現しているしごとなでしこ達から学ぶ、「HappyWorkの作り方」をご紹介することで、漠然とこのままの働き方でいいのか…やりたいことが見つからないなぁ…身近に目標となるロールモデルがほしいなぁ等、多少なりとも誰もが感じる“働くこと”への不安や悩みに対して、何かのヒントや1歩踏み出すきっかけを見つけられる情報を届けたいと思っています。

そして、1つでも気づきや学びがあれば、それを是非自分自身のワークライフの中に取り入れて頂き、読者の方ひとりひとりのワークライフが「今よりもっとHappyに!」輝くことに貢献できたら、幸いです。

学校の先生から一般企業へキャリアチェンジ! 本業の傍ら、「先生の学校」を立ち上げた、三原菜央さん(事業会社勤務)の場合

1回目は副業をうまく活用することで、自分のやりたいことを叶え、本業でもご活躍されている、まさにHappyWorkを作り上げている三原菜央さんにお話をうかがいました。

三原さんは現在、ホットペッパーグルメ、じゃらん、ポンパレモール、Airレジなど多数のサービスを提供する、株式会社リクルートライフスタイルの企画職に従事する傍ら、副業として、学校の先生に社会と繋がる新しい視点を届けたいという思いから、「先生の学校」を立上げ・企画運営に尽力中。

三原菜央さん

−−まずは簡単にプロフィールを教えてください。

三原:「大学卒業後、保育士を育てる学校にて8年間教師として勤めました。ある時、生徒から保育士の専門学校から一般企業への就職について相談されたのですが、私自身一般企業への就職経験がなかったので、生徒の相談に答えることができなかったんです。その経験から、社会に出てからのその人のために考えられる視点を持ちたい、もっともっと社会を教えられる教師になりたいと思うようになりました。

そのためにもまずは自分自身が社会を知るために、教師からWEBプロモーションのベンチャー企業にキャリアチェンジしました。現在働いている株式会社リクルートライフスタイルは、副業OKなので、キャリアプランの目標でもある教育の現場を見続けたいという思いで、教師時代に自身が感じた課題解決のために“先生の学校”を副業として立ち上げました」

三原菜央さん

−−副業を始めようと思ったきっかけは?

三原:「これまで、学校の先生という入学式から始まり卒業式で終わるという同じサイクルを繰り返す生活の中で、年功序列でもあり比較的安定した環境の中にいたんです。そこから、ベンチャー企業という毎月お給料が変わるような環境を経験し、今は大手企業という安定した環境でありながら、常に“自分は何がしたいのか?”を求められる主体的な役割を必要とする環境にいます。

3つの異なる環境から、色んな立場を経験し、これまで、“やりたいことは我慢した先にしかない”と思っていたことが、“自分の人生もっと選択できる、やりたいことは何歳からでも始められる”と思うようになったんですよね。30歳を過ぎて、何か社会の役にたてること・目の前の人を幸せにできることをしたい! と強く思うようになりました」

−−「先生の学校」を立ち上げるきっかけは?

三原:「副業をしようと思ったとき、キングコングの西野さんが主宰されている“サーカス”というイベントをみて衝撃を受けたんです。こんなにおもしろい学ぶ場があるんだ! と。変わるきっかけを与えてくれるイベントでした。

そこで、私も教師時代に感じていた課題を解決するために先生がもっと社会と繋がり、新しい視点を持てる場を作りたいと思い、“先生の学校”を立ち上げたんです」

イベント
イベント

ポジティブな依存先がいっぱいあると解決策の選択肢が増える! だからこそ、本業も副業もどちらも大切。

−−副業ではどんな業務をされているのですか?

三原:「主にはイベント企画や団体の運営・ブログ更新がメインになります。副業にかける時間は1日にすると、そんなに長くないです。週末にまとめてやったり、平日は少しだけブログを更新したり企画のアイディアを考えるなどをしています」

三原菜央さん

▲「先生の学校」のイベントで登壇する三原さん

−−副業する上で大切にしていることは?

三原:「大前提として、本業に支障をきたさないこと。本業中メールを返したりしたくなることもありますが、絶対にやりません。本業への礼儀です」

−−三原さんにとって副業のメリットは何ですか?

三原:「ポジティブな依存先が増えることです。ポジティブな依存先とは、自分が拠り所にできるコミュニティ。依存先が1つだとすがってしまうし、視野もその枠の中だけの視野になってしまいます。その1つがうまくいかないと、もうダメ・・・ってなってしまうこともあると思います。

依存先が複数あることで、気分転換にもなりますし、どちらかうまくいかない時ももう一方がうまくいくことでポジティブな気持ちに切り替えられたり、解決策の選択肢が広がります。だからこそ、本業も副業もどちらも大切にしています」

三原菜央さん

自分の人生もっと選択できる! やりたいことは何歳でも始められる

−−本業と副業を両立させる上で工夫していることは何ですか?

三原:「時間管理です。本業と副業を両立させる中で感じることは、時間って本当に有限だなということ。限られた時間の中で自分のやりたいことを実現するにはどうすればいいか? を常に考えています。

例えば、電車での移動時間など、これまではマンガを読んだり、ボーっと時間を潰していた時間をめちゃくちゃ大事にするようになりました。その時間でインプットできることや、必要なことをする時間にしたり。また、旦那さんへの食事作りも効率的になりましたね! 前の日には献立決めておいて、後は作るだけでいいようにしたりと。無駄のない過ごし方をするようにしています」

−−忙しい毎日だと思います。1日のスケジュールを教えてください。

三原:「朝7:00に起床して、仕事を終え帰宅までは本業と旦那様への食事作りなどに時間を充てています。20時以降は自分の時間として副業のイベント内容を考えたり本を読んでインプットしたり自分自身のための時間に。主婦業も仕事も24時間の中でうまくやりくりしています」

1日のスケジュール

−−時間を有効に使うためには取捨選択も必要になるかと思いますが…

三原:「必要か不必要かの判断軸を持つことです。私の判断軸は、それをやって自分がワクワクするか・居心地が良いのかを自分に問うことを大切にしています。ワクワクしないことや居心地が悪いと感じることはしないようにしています。その判断をするためには、「自分をきちんと理解していること」が重要だと考えています」

−−自分を理解するための自己分析はどのようにされているんですか?

三原:「毎週日曜日に自分と向き合う時間を作っています。やりたいことを書き出すのが分かりやすいです。やりたいことが分からない場合は、問いをいれることで言語化しやすくなります。

例えば、“いま取り組んでいることに夢中になれてる? なれていないとしたらどんな原因が考えられるだろう?”等質問してみると考えが整理されますよ。そこで、自分のワクワクすることを明確にしていくことはもちろん、逆に自分ってこういうことに取り組むと疲れやすいんだなぁとかマイナス面も理解することで判断軸ができていきます」

−−素敵な方法ですね。

三原:「この方法と出会ったのは、大好きなフィンランドへ行き、フィンランドの教育を学んだ時でした。フィンランドの教育では、“あなたはどうしたい?”というのが主軸にあり、その時に私はどうしたいんだろうという当事者意識で考えるんです。

目の前の私はどうしたいか、どう感じるかを考える癖がつきました。自分をきちんと分かった上で、自分の居心地の良さに“ある意味ワガママに自己表現”していいんだと気付きました。自分と向き合うことは何より大切です」

やりたいことがない時は、セカンドクリエーターから始めてみる

−−三原さんはやりたいことを見つけて副業という手段をとっていますが、やりたいことが今はまだ見つかっていないが、“副業”という働き方に興味のある方にアドバイスがあればお願いします。

三原:「やりたいことを見つけてからではなく、まずはやってみる!」ことから始めてみるとよいと思います。やってみると見つかるものがいっぱいあるからです。というのも、私自身「先生の学校」が副業の始まりではなく、元々は大好きな演劇のお手伝いや他の副業をしていたこともあったのです。そういった経験の中で自分の居心地のいい場所や、やりたいことが見つかっていきました。

なので、まずは1歩踏み出すことが大事だと思っています。1歩始めるとそれが雪だるま式に大きくなっていき、色んなチャンスが生まれます。余分なものもついてきますが…笑。そういう時は必要か不必要かの判断軸で選定します。

私がおススメするのは、“セカンドクリエイター”=やりたいことがある人に乗っかる形でまずは始めてみるとよいと思います。すでに何か始めている人にのっかるところから始めると、自分のやりたいことが見えてきたりします。また、“どう生きたいか”を自問自答し続けることも大切です。

副業は“自分らしく生きる”ための選択肢の1つでしかないと思っています。副業というやり方がフィットする人もいれば、そうでない人もいると思います。ただフィットするか・しないかはチャレンジしてみないと分かりません。もし興味があるのであれば、まずはスモールステップからでも始めてみることをおすすめします」

三原菜央さん

−−最後に、20代から30代になり、変わった価値観はありますか?

三原:「守られる側や与えられる側ではなく、守り与える側へ。何かを残すこと、生きた証を残すことへ気持ちが強くなりました。自分のために生きていたのが、人のために生きたいという価値観に変わりました」


と、私がここで三原さんから学んだことをまとめてみます。

【三原菜央さんから学ぶHappyWorkの作り方】

1_ポジティブな依存先がいっぱいあると解決策の選択肢が増える

2_自分にワガママでいい! 自分を理解し“居心地の良さ”に従うこと

3_やりたいことがなければ、やりたいことがある人に乗っかればいい!

副業を活用することで自分の本来やりたいことを思いっきり実現し、本業でしか学べないこと、副業でしか経験できないことを吸収しシナジーを生ませる。両方成果を出すことをやりがいに、仕事を最大活用して人生そのものを充実させている。

【オダマリの学び 1】

ポジティブな依存先がいっぱいあると解決策の選択肢が増えること

三原さんとお話ししていた感じたことの1つとして、何か問題が起きたり、失敗を経験してもその解決策に自分でフィルターをかけていないことがとても印象的でした。

例えば、仕事でも私生活でも何か失敗してしまった時、「どうしよう、こう思われてしまう・・・」とか「こうなったら、こうするしかないよね・・・」とどこか余計な人の目を気にしてしまったり、自分の中で解決策にフィルターをかけてしまっていることってあると思います。

それは、1つのコミュニティの中で自分をどう見せるかという自分自身が作った勝手なフィルターで選択肢が狭くなってしまっているのかなと思いました。

コミュニティ=依存先が複数あることで、どこか心に余裕ができたり、他の視点を持つことで選択肢の幅が広がっているんだなぁと感じました。

【オダマリの学び 2】

自分にワガママでいい! 自分を理解し“居心地の良さ”に従うこと

今回の取材で私が個人的に三原さんのお言葉で1番刺激をもらったのが、「自分が生きていく人生、自分の心地よさが大事!」という言葉でした。

三原さんのお話をうかがいしながら、自分自身が主役の人生なはずなのに、まだまだ自分のことを理解できていないなぁと…。

自分の居心地の良さに従うためには、まず自分と向き合うこと。そして、自分を知って自分を活かす方法を自分で見つけることが人生を輝かせるコツなのだと学びました。

言葉にすると難しいですが、三原さんが実践されているように自分に問いを投げかけてみるやり方だとすぐにでも出来そうです。

【オダマリの学び 3】

やりたいことがなければ、やりたいことがある人に乗っかればいい!

日々の生活の中で刺激を受けることや何かやりたい!って思うきっかけって、きっといくつも転がってるんだと思います。

そのきっかけを逃がさず、『まずは行動してみる』ことが新しい道を切り拓く最大の近道なんだなぁと三原さんとお話しして改めて感じました。

新しい働き方を刺激する3冊の本

最後に、三原さんオススメの本をご紹介頂きましたのでご紹介します。

1.今日のわたし(大橋 歩)

今日のわたし(大橋 歩)

2.もっと自由に働きたい(家入一真)

もっと自由に働きたい(家入一真)

3.未来食堂ができるまで(小林せかい)

未来食堂ができるまで(小林せかい)

この価値観をベースに、行動からしか何も生まれないを体現する三原さん。貴重なお話を本当にありがとうございました!!

左:オダマリ 右:三原菜央さん

▲左:オダマリ 右:三原菜央さん

次回もお楽しみに!!

なでしこリポーターズ オダマリ

東京都内のIT企業から大手事業会社へ転職。高校生の頃に見た、ドラマ「美女か野獣」の鷹宮真というキャリアウーマンに憧れ、女性キャリアへ関心を持つように。将来は自分で事業を立上げるいう目標を掲げ、自分自身も日々奮闘中。

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