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松居一代騒動に見る【既婚男性にやってはいけない】ボーダーラインとは?

松居一代さんの動画や発言に世間が注目している今、裁判傍聴をライフワークとする他人の人生の見守り人=既婚ライター吉田奈美が、ずばっとこの話題に斬り込みます。

松居一代が公開した「夫宛ての手紙」に妻が感じるモヤモヤとは…

連日大変なことになっていますね。松居一代さん関連の騒動。

ここにきて、人間相関図に某クリエイターさんまで登場し、ますますカオス化してまいりました。
その某クリエイターさんが一躍時の人をなったのは、船越さんに手紙を送ったという松居一代さんの告発からです。
この手紙の真偽については確定できていませんので論ずるのは避けますが、あの手紙が実際に送られていたのだとしたら私個人の意見としては<なしだな>と思うのです。


(c)Shutterstock.com

結婚した今だから痛烈に感じる独身女性との見えない壁のようなもの

なぜなしなのか。
それはあの手紙を見て、<不倫していた>と思ったからではありません。
それどころか、男女の関係の観点で言うとむしろ<シロだな>と思ったのです。

もしも自分の夫にあのような手紙が送られたとしたら、あれを見て〈不倫だー〉と騒ぐことは決してありませんが(笑)、なんとなく不愉快な気持ちになるだろうということは想像に難しくありません。


(c)Shutterstock.com

夫と自分以外の女性とが<心と心でつながっている>というアピールをされることが、とても悔しく、屈辱的な思いにさせられるであろうと思います。
だったらまだ、一夜限りの遊びの肉体関係のほうがマシだと思うかもしれません。

ここに独身女性と既婚女性の見えない壁がありそうだなと感じます。


独身女子が悪気なくやってしまいがちな行動とは?

私もかつて独身だったとき、こんなことがありました。

友人が結婚し、子供が誕生したというので家に遊びに行くことにしたんです。彼女の家は駅からだいぶ離れているということで、赤ちゃんの面倒を見る友人の代わりに、友人の旦那さんが駅まで車で迎えに来てくれました。
そのとき私は、何も考えずに迷わず<助手席>に座りました。
ところが友人宅についたとき、私が助手席から降りてくるのを見て、友人は大変驚き、こう言ったのです。

「え? なんで助手席乗ったの? 〇〇君(旦那さん)も後ろのシートに乗るように言えばよかったのに~」


(c)Shutterstock.com

普段温厚な友人がちょっとイラついているのがわかりました。

そのときの私としては、なぜ友人がそう思ったのかがまるで理解できませんでした。だって後ろのシートに乗ったら、タクシー扱いしているみたいで逆に失礼かつ不自然だと思っていましたから。そしてもちろん、友人は私と彼女の夫との仲を疑ったり嫉妬したりしているわけでもありませんでした。
しかしそのときは「なんで助手席じゃダメだったの?」と追及しませんでした。結局なぜ友人がイラついたのか解決しなかったために、私の心の中でずっとモヤモヤとして残ってしまっていたのです。


世の既婚男性にしてはいけないことはたくさんある

しかしその数十年後、私は結婚しました。
そしてようやくそのときの友人の態度に納得がいったのです。

<もしも自分の夫と他の女性がドライブしているシーンを近所の人に見られたとして、勘違いされ、いろいろ邪推されたらイヤだなあと思うかもしれない>と。
独身時代にはなかった感覚です。ただのヤキモチとは違う<安心を壊されるかもしれない恐怖感><二人だけの関係を外部から侵略されることへの防御本能>とでもいいましょうか。

私自身が結婚してようやく、法律的にはセーフだけれど既婚男性にはやっていけないことが実は世の中には山のようにあることを知りました。

たとえば義理チョコなのに本命風のものをあげること、たとえば何かしてもらったお礼に心を込めすぎること、たとえば夜や朝方にメールやLineをすること、たとえば二人きりで食事に誘うこと、たとえば意気投合したことを周囲に知らせること、たとえば二人だけの秘密を共有すること……。
<恋愛感情がないから許される><男女の関係ではないから何をやってもOK>は、独身の男女に限ったことだと思います。


(c)Shutterstock.com

これが正しいか正しくないかは別にして、既婚男性との付き合いをトラブルなくスムーズに進めるには、独身男性との付き合いとは別の部分での気づかいが必要になってくるのだと私は思います。

にしてもあの騒動、いったいどんな結末を迎えるのですかねぇ。今年の夏はいろいろと暑くなりそうですね。

吉田奈美 writer

女性誌を中心に、タレントインタビュー、恋愛企画、読み物企画、旅企画、料理企画などを担当。著書に『恋愛saiban傍聴記』(主婦の友社)も話題に。

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